野生カカオで熱帯林保全プロジェクト進捗 25年5月

ママノアマゾニアの江沢です。

野生カカオで熱帯林保全プロジェクトの進捗をお知らせします。

4月、5月とエクアドルに行ってきました。

野生カカオのマッピングのためのGPS測定方法や日取りに関する打ち合わせをNGOYakumu及びWINAK組合と実施し、NGOYakumの3名が下見として対象エリアの訪問に同行をしました。

朝5時前に出発して車で約2時間、谷と山を越えて4時間弱でコミュニティに到着。そこから近くの野生カカオを探索すること1時間、帰る頃には20時を過ぎていました。

2月に本プロジェクトの支援によって配布したロープやナイフを使って、カカオの種を収穫できることを確認してきました。

ロープがあるとはいえ、それでも重労働です。

中には樹齢300年、樹高30メートルにもなりそうな野生のカカオもあります。

古い木でもカカオの実がなっているので、今後の苗木作りのためにマザーツリーとして活用する予定です。

苗木を育てるだけでなく、木の周りに生えている実生(自然に種が落ちて目が出たもの)も活用していこうと思います。

今後の予定ですが、6月中に本格的にGPS測定をスタートしていき、苗床も作り始める予定です。

NPOママノアマゾニアの決算について

まだ活動を始めたばかりですが、3月締めのため6月末までに決算書類を作成し提出予定です。

課題について

プロジェクトの必要資金合計は2,417,283円です。
緑の募金に対して必要資金の半分までは概算払い請求を行えるため、1,211,500円が既に入金されて現在の活動資金に充てています。

残り半分の約120万円の活動資金については、活動終了後に請求することで緑の募金から入金されるという流れのため、まずは団体として捻出する必要があります。

現時点ではその資金目処が立っていない状況ですが、数ヶ月以内に調達する必要があります。

有力なのは、自然保護基金からの無利息の短期融資です。

理事のウリを中心に相談中です。

その他には、寄付金の募集新規会員の参加による会費も大切な原資になると考えています。

皆さんからの知恵もお借りしながら、一歩ずつ課題を解決し、進んでいこうと思います。

いつもご支援いただきありがとうございます!!

また進捗をお知らせいたします!

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